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【ライター浅野のインプレブログ】【FLAIR】<その4>Kabuto超軽量ヘルメットの系譜

カテゴリー:Bicycle

【ライター浅野のインプレブログ】【FLAIR】<その4>Kabuto超軽量ヘルメットの系譜

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 Kabutoの超軽量ヘルメットの歴史は、今回紹介している2018年モデルのFLAIR(フレアー)に始まったわけではありません。

 

これまでもサイクルヘルメットの世界のゲームチェンジャーとなった超軽量ヘルメットを発表しており、フレアーはその歴史の延長線上にあると言っても過言ではありません。

 

そこで、フレアー編の最後を締めくくるのに、Kabutoの歴代超軽量ヘルメットの系譜をたどってみたいと思います。

 

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超軽量モデルの先駆けとなったMOSTRO(モストロ)

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 Kabutoの超軽量ヘルメットの元祖と言えるモデルは、個人的にはMOSTROを置いて他にないと思います。

2007年にデビューしたモストロは、S/Mサイズのカタログ重量が190gという驚きの軽さを実現しているのが特徴でした。

 

当時、他ブランドのヘルメットは、軽量なものでも200g台前半~中盤というものがほとんどだったので、モストロの190gという重量は本当にインパクトがありました。

国内のレースでは、実業団のトップ選手もホビーサイクリストもモストロをかぶっている選手が多かったのを記憶しています。

まさにサイクルヘルメット界のゲームチェンジャーと言うべき製品でした。

このモデルではいまではKabutoのヘルメットではおなじみの虫除けネットとインナーパッドを融合したA.I.ネットを採用。

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モストロの後継モデルMS-2

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 MOSTROの後継モデルとして2010年にデビューしたのがMS-2。

モストロ譲りの軽さを誇りながら、ヘルメットとしての完成度をさらに高めたのが特徴でした。

 

カタログ重量はS/Mサイズで205gと若干重量が増えましたが、これはモストロではアウターシェルに覆われていなかった前頭部の縁などをカバーすることで、強度を増した結果でした。

また、瞬間消臭素材MOFFをあごひもとA.I.ネットに採用し、快適性も高めています。

 

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モストロのリニューアルモデルMOSTRO-R(モストロ-R)

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 MS-2の次に登場した超軽量モデルは2015年にデビューしたモストロ-R。

モストロのリニューアルモデルをうたい、当時の最新の素材と最高のテクノロジーで作り上げた、軽量化と完成度をさらに高めたモデルです。

 

カタログ重量はS/Mサイズで205gとMS-2と同重量。A.I.ネットを標準装備し、あごひもとA.I.ネットに瞬間消臭素材のMOFFを採用するのもMS-2と同じですが、ユーザー目線で進化したポイントもあります。

 

ひとつは、A.I.ネットのネット部分を防風生地としたウインターインナーパッドを同梱したこと。

 

ウインターインナーパッドを使うと、ヘルメットの通気口を塞ぐことができ、冬場の走行中も頭が過剰に冷えるのを防ぐことができました。

そしてもうひとつは、ヘルメットの破損交換対象品となったこと。

 

破損時の半額補償を行うサービスで、今ではKabutoの多くのヘルメットが対象になっていますが、モストロ-Rはかなり早い段階で対象になっていました。

 

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超軽量ヘルメットの最先端モデルFLAIR(フレアー)

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 Kabutoの超軽量ヘルメットの系譜は、2018年にデビューしたフレアーにつながります。

 

カタログ重量170g(S/Mサイズ、SLW-1アジャスター+ノーマルインナーパッド仕様)というKabuto歴代最軽量の圧倒的な軽さを実現し、瞬間消臭素材MOFFを使ったあごひもやA.I.ネット、破損交換制度の対象品であり、軽さだけでなく快適性・安全性・通気性などヘルメットとしての完成度も高いのは、先の記事でも触れたとおりです。

 

フレアーが歴代超軽量ヘルメットの中で最軽量の座に立てた理由はいくつかありますが、最大の要因として衝撃吸収ライナーに新しい日本製の高性能ポリスチレン(EPS)を採用したことが挙げられます。

 

この素材は驚異的な軽さを誇りながら、高い衝撃吸収性も実現しており、ヘルメットで最も大切な安全性を犠牲にすることなく、軽量化することを可能にしたからです。

 

さらに、ポリカーボネイト製のアウターシェルに肉抜き加工を施したり、あごひもの耳の下に付けられる樹脂製のアジャストロックを廃したり、超軽量な決戦用SLW-1アジャスターを用意したりし、グラム単位の軽量化を積み重ね、Kabuto歴代最軽量の170gという圧倒的な軽さを実現しています。

 

 

 Kabutoの超軽量ヘルメットは、おそらくFLAIR以降もさらに進化していくことでしょう。今後どのようなヘルメットが登場するのか、期待しましょう!

 

 

バックナンバー

[ FLAIR ] <その1> Kabuto史上最軽量のサイクルヘルメット

[ FLAIR ] <その2> 軽さが際立つ万能ヘルメット

[ FLAIR ]<その3>Kabutoヘルメット3トップの比較

 

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