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【ライター浅野のインプレブログ】【101/101PH】 <その2> 軽い装着感とクリアな視界、優れたコスパが魅力

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【ライター浅野のインプレブログ】【101/101PH】 <その2> 軽い装着感とクリアな視界、優れたコスパが魅力

 

 Kabutoアイウェアの2018年ニューモデル101と101PH。前回は主な特徴を紹介しましたが、実際の装着感が気になるところです。

 

そこでまずは2セットレンズモデルとクリア調光レンズモデルのどちらにも共通する着け心地の部分にフォーカスを当てて、ファーストインプレッションを行います。

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軽さ際立つかけ心地

 

 101シリーズをかけてみての第一印象は、かけ心地がすごく軽いことでした。昨年までハイエンドモデルとしてラインナップされていたプリマトαと比べ、重量も軽く仕上がっています。これはテンプルの裏側などに適度な肉抜きを施していることが寄与していると思われます。

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 装着時のテンプルのホールド感はプリマトシリーズと比べると少し弱めです。

 

プリマトαはどちらかというとテンプルでガシッと側頭部をホールドする感じですが、101シリーズは側頭部にテンプルが軽く当たる感じです。

 

これまで長らくプリマトとプリマトαを使い続けてきて、あの強めのホールド感にすっかり慣れてしまっていたので、101のホールド感は最初はやや緩いかな?という印象を受けました。

 

かといってライド中にずれることはなく、むしろ長時間かけ続けたときのストレスを減らしてくれると感じました。

 

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アジャスタブルノーズパッドの調整幅の広さは魅力

 

 101シリーズで僕が注目していたのは、アジャスタブルノーズパッドを装着していることでした。

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 プリマトシリーズでは高さが異なる2種類のノーズパッドがあり、それぞれ向きを変えることで顔への近さが2段階、装着位置の高さが2段階の計4段階の調整が可能でした。

 

101シリーズは金属製の芯材を備えたノーズパッドが装備されていて、パッドの幅を調整したり、前後方向に動かしたりすることで、無段階で装着時の高さと顔との距離を調整できるようになりました。これがとても具合がいいです。

 

人間の顔の形は一人一人違うため、本来なら一人一人の顔の形に合わせて装着位置を微調整できるのが理想です。アイウェアの顔との近さは、直接レンズが肌に当たったりするので気にする方は多いのですが、実は装着位置の高さも重要です。

 

というのも、適正な装着位置でないと、フレームが視界に入ったり風をアイウェアの内側に巻き込んだりしやすくなるからです。

 

例えば、ロードバイクに乗るときは、クロスバイクやMTBに乗るときより上半身をより深く前傾させます。すると、走行中に前を見るときに、より上目遣いの状態になるため、アイウェアの装着位置は通常より高めに合わせることが重要になるからです。

 

101シリーズは装着位置を自由に微調整できる機能を1万円台で備えていて、コストパフォーマンスでも非常に優れていることが分かります。

 

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レンズの種類は少なくなったが、より幅広い条件をカバー

 

 レンズに関して言えば、101は新開発のレンズを採用し、全てのレンズが両面撥水加工されているのがポイントです。レンズの外側も内側も撥水加工されているので、雨粒はもちろん、レンズの内側に垂れてしまった汗も付着しにくくなっています。

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 レンズの上面にはベンチレーションも設けられており、走行中は風圧でレンズに付着した汗や雨粒が流れやすくもなっているので、汗が乾いてレンズが白くなることも少なくなったように感じました。

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 レンズの種類は、調光レンズを含めて3種類に絞られました。Kabutoのこれまでの製品はセットレンズモデルでは3種類のレンズが付属していましたが、101はセットレンズモデルではスペクトルモーブ、ライトピンクの2種類、さらにクリア調光の計3種類です。

 

それぞれのレンズについては、改めて詳しく触れますが、調光レンズに関しては変色のスピードが上がり、濃度の変化も大きくなっていて、これまでの調光レンズより幅広いシーンをカバーし、より使いやすくなっていると感じました。

 

一方、セットレンズモデルの方は、これまで3枚のレンズでカバーしていた領域を2枚でカバーしています。ライトピンクは、暗いところや悪天候時、曇り~薄曇りあたりをカバー。

 

スペクトルモーブミラーは薄曇り~真夏の快晴時あたりをカバーしている印象です。2枚のレンズで大丈夫なの?という不安はありましたが、ライトピンクはこれまでのクリアレンズ並みに視界が明るく、防眩効果もそこそこありましたし、スペクトルモーブミラーは高い防眩効果を誇りながら、コントラストが強めで、レンズカラーから想像される以上に視界が明るいと感じました。

 

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優れたコストパフォーマンスも魅力

 

 こうしてみると、101はこれまでのハイエンドモデルだったプリマトシリーズに匹敵する実力を誇ることが分かります。それでいて価格は2セットレンズモデルで1万円、調光レンズモデルでも1万5000円(いずれも税別)と、破格のバーゲンプライスと言えるのではないでしょうか。

 

アイウェアは目を保護する重要なアイテムですが、日々のライドで紫外線や風雨にさらされ、過酷な環境で使われる消耗品の側面もあります。

 

万が一レンズに傷が入った場合でも、撥水スペクトルモーブミラーが3,000円、撥水ライトピンクが2,000円、撥水調光レンズが10,000円で手に入ります。

 

そういう意味では、機能は高く、価格面はお値打ちという絶妙のバランスを実現した101シリーズは、とても魅力的な選択肢と言えるのではないでしょうか。

 

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次回は101シリーズの"次世代アイウェア"たる所以である、新開発のレンズにさらに詳しく迫ります!

 (浅野真則)

 
バックナンバー
【101/101PH】<その1> レンズや装着感が進化したKabutoアイウェアの次世代モデル

 

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