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【ライター浅野のインプレブログ】【101/101PH】<その3> クリアな視界と防眩効果を両立する新しいレンズ

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【ライター浅野のインプレブログ】【101/101PH】<その3> クリアな視界と防眩効果を両立する新しいレンズ

 

 Kabutoアイウェアの2018年ニューモデル101と101PHには、新しいレンズが採用されています。今回はこれらのレンズの詳細に迫ります。

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全てのレンズが両面撥水になり、より汗に強くなる

 

101には調光レンズを含め3種類のレンズが用意されています。

このいずれも両面撥水加工が施されています。

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 これにより、レンズの外側に付着した雨水だけでなく、レンズの内側に垂れてきた汗もはじいてくれるので、汗が乾いてレンズに白い筋が残ってしまうことが格段に少なくなったと感じました。

 

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クリアな視界を保つ虹ムラ低減ハードコート

 

クリアな視界を保つテクノロジーはもう一つあります。それが「虹ムラ低減ハードコート」です。

 

虹ムラとは、レンズの内側に虹のような模様が見える現象のこと。

レンズのカーブによるプリズム効果によって起こりますが、頭の周囲に沿うような形のハイカーブレンズでは特にこの現象が起こりやすいのです。この虹ムラを低減するため、101シリーズの新しいレンズは、特殊なコーティングを採用しています。

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新しいレンズその1・撥水スペクトルモーブミラー

 

 ここからは新しいレンズについてひとつずつ見ていきます。

 

まずは2セットレンズモデル・101に付属する撥水スペクトルモーブミラーです。

DSC_9850.JPG

 レンズカラーはグレーっぽい色で、以前のスモークレンズに近い色味ですが、コントラストを高めて視界をくっきりさせ、路面状況などの視認性を高めているのが特徴です。

 

さらに自然な色味を損なわないようにも配慮されています。可視光線透過率は21%で、真夏の強い日差しの下で高い防眩効果を得られますし、四季を通して晴れの日~薄曇りの日中はこのレンズで十分カバーできます。

 

防眩効果が高く、あらゆるコンディションで眩しさを抑えてくれますが、コントラストが高めなので、山間部の木陰や曇りの日でも今までのスモーク系のレンズより路面状況がつかみやすかったのは印象的でした。

 

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新しいレンズその2・撥水ライトピンク

 

2セットレンズモデル・101に付属するもうひとつのレンズは、撥水ライトピンクです。

DSC_9849.JPG

 可視光線透過率は78%と明るく、薄曇りから悪天候時、夜間まで裸眼に近い視界を得られます。

 

従来のクリアレンズより防眩性能が高く、個人的には晴れの日の日中でも眩しさをそれほど感じさせないのでとても使いやすいと感じました。

 

特に走行中にトンネルが断続的に現れるコースや、山間部で木陰と日向がパッチワークのように入り乱れたルートでは、このレンズの防眩効果とクリアな視界のバランスの良さが威力を発揮しました。

 

また、夜間のライドでも、対向車のライトがまぶしいと感じることが少なくなったと感じます。

 

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新しいレンズその3・撥水クリア調光

 

調光レンズモデル101PHに標準装備されるのが、撥水クリア調光レンズです。

DSC_9854.JPG

 この調光レンズは、最もレンズの色が濃い状態で可視光線透過率17%、最もクリアに近い状態で81%と、数値上は2セットレンズモデルより幅広いコンディションをカバーできます。調光範囲も、これまでの調光レンズより広くなっています。

101-3-2.jpg

 

さらに変色のスピードが上がっているのも特徴です。

濃い色への変化のスピードはおよそ40秒、薄い色への変化時間はおよそ180秒となっています。

 

調光レンズの弱点は、山間部で日向と日陰を出入りする際やトンネルに入ったり出たりしたときに、周囲の明るさの変化にレンズの変化が追いつかないことがあることでした。

 

しかし、この新しい撥水クリア調光レンズは、レンズの変色スピードが体感としてかなり速くなっていて、ストレスを感じにくくなりました。

 

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3種類のレンズ、どう使い分ける?

 

ここで気になるのは、3種類のレンズの使い分け方でしょう。最後に個人的な使い分けの基準をお知らせしたいと思います。

 

撥水クリア調光レンズは、1枚のレンズであらゆるコンディションに対応したい方にオススメです。レンズの濃度変化には多少時間がかかりますが、従来の調光レンズよりも調光速度が速くなっているので、使い勝手は確実に高まっています。

 

2セットレンズモデルは、コンディションに合わせてレンズを交換することが面倒ではない人にオススメです。その中で、撥水スペクトルモーブミラーは、防眩性能を重視したい場合に。

 

撥水ライトピンクは、視界の明るさを重視したい場合に最適です。個人的には撥水ライトピンクの使い勝手の良さが気に入っています。

 

基本的に明るい視界を保ちたいときにピッタリのレンズなので、トンネルが断続的に現れるようなコースや山間部の木陰や日向が繰り返されるようなコースでも、アイウェアを欠けたままでも視界が暗くなることによる不安を感じることが内からです。

 

その上で、以前のクリアレンズより防眩効果も高まっているので、晴れの日の日中、日向にいてもあまりまぶしいと感じません。

 

これはあくまで自分の例なので、読者の皆さんはそれぞれ、「どれぐらい視界に明るさを求めるか」「どれぐらい眩しさを防いでほしいか」というバランスで、最適なレンズを選んでください。

 

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次回は101シリーズのサイズの違いについて解説します。

 (浅野真則)

 
バックナンバー
【101/101PH】<その1> レンズや装着感が進化したKabutoアイウェアの次世代モデル

【101/101PH】 <その2> 軽い装着感とクリアな視界、優れたコスパが魅力

 

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