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【ライター浅野のインプレブログ】【SFG-2】 <その2>冬物も夏物も微妙な「ちょっと肌寒い時期」にちょうどいいフルフィンガーグローブ

カテゴリー:Bicycle

冬物も夏物も微妙な「ちょっと肌寒い時期」にちょうどいいフルフィンガーグローブ

 

推奨気温8~13℃と、ウインターグローブと夏物のフルフィンガーグローブのちょうど間の温度域をカバーするSFG-2。今回はファーストインプレッションとして、実際に使い心地を確かめ、レポートします。

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ほどよい防風性能と保温性で気温が10℃前後の日に最適!

 

 着けてみてまず思ったのは、優しい暖かさが印象的だということ。裏地のフリースの肌あたりが優しく、体温でグローブの中がぬくぬくします。

 

例えるなら、布団の中が体温でほどよく温まった状態という感じでしょうか。

さらにSFG-2は指先の部分に防風フィルムが採用されており、先代モデルのSFG-1より風を通しにくくなっています。

 

寒の戻りで冷たい風が吹く日も、指先がかじかんでしまうようなことはありませんでした。

 

とはいえ、防寒性能・防風性能に関してはウインターグローブの方が高いので、気温が推奨気温の範囲内でも冷たい風が強く吹く日は、SFG-2よりウインターグローブを使いたいいう方がいらっしゃるかもしれません。

 

そのあたりは手が冷えることに強いかどうかにもよると思います。

 

参考までに、個人的な感覚では、気温が10℃前後ならSFG-2、10℃を下回るような日はウインターグローブ、15度近くなるなら夏用フルフィンガーグローブという使い分けがいいように思います。

 

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暖かいのにダイレクト感とグリップ力を両立

 

 もうひとつ印象に残ったことがあります。

 

「暖かいのにダイレクト感があって、ブレーキやシフトレバーを操作するときに指先の繊細な感覚が損なわれていない」ということです。

 

フルフィンガーグローブにありがちなモコモコした装着感とは無縁で、素手に近い感じです。

 

電動変速の変速レバーも押し間違えにくいですし、路面の状況もハンドルを通じて伝わってきます。

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サイクルコンピューターの小さなボタンも確実に操作できました。インターバルトレーニングのような追い込んで走っているときには、変速レバーやボタンが確実に操作できないとストレスに感じますが、走りに集中できるのは本当にありがたいです。

 

プロの要望を受けて作られたプロフィットグローブというのはダテではありません!

 

優れたダイレクト感は、おそらく手のひら側に採用された人工皮革「クラリーノ」の薄さがもたらすものであり、手の甲側の素材のレイヤーが最小限の厚みに抑えられているからでしょう。

 

このあたりの感じは、先代モデルのSFG-1とほとんど変わりません。

 

また、クラリーノはちょっとハードにもがくようなときにハンドルをグッと握ったときのグリップ感も素晴らしかったです。

 

指先に配されたノンスリップシリコンパッドも、厚みをほとんど感じさせることなくグリップ力を高めてくれていると感じました。

 

指先の感覚が損なわれず、レバーを確実にグリップするので、電動変速システムの変速操作も確実に行え、シフトミスが起こりにくいのも好印象でした。

 

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フィット感の良さも特筆もの

 

 フィット感の良さもSFG-2の魅力である「素手感覚の着け心地」をもたらす要素のひとつです。

 

特に感心したのは、ハンドルを握るときにグローブの手のひら部分の生地が手のひらから浮きにくいことです。このとき、手の甲側の生地も突っ張るような感覚もありません。

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SFG-2は生地のパターンや縫製の仕方を見直して3Dフィットを進化させているそうで、グローブを置いたときにペチャット平らにならず、立体的に縫製されているのが分かります。

 

また、手首部分が長くとられていて、この部分の伸縮性が高いことで、手首のもたつきをなくし、手首を動かしても常にジャストフィットします。

 

手首が長いのは、長袖ジャージとグローブの隙間ができにくくなることにもつながっています。

 

この隙間から風が入るとスースーして気温以上に寒く感じますが、そういうことも起こりにくいのがすばらしいですね。

 

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普段の使い勝手の良さも抜群

 

 SFG-2はプロフィットグローブでレースやトレーニングでハードに使いたいサイクリストに向くグローブですが、日常の使いやすさにも優れています。

 

例えば、スマホ対応であること。

 

フルフィンガーグローブは、通常だとグローブをしたままスマホを操作することができません。

 

タッチパネル式のサイクルコンピューターを操作する場合も、感度が極端に悪くなることが多いです。

 

しかし、SFG-2は親指と人差し指の指先部分に導電糸素材を用いているので、グローブを着けたままスマホやタッチパネル式のサイクルコンピューターの操作もできます。

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また、目立たないところですが、手の甲にあるスウェットパッドも使い勝手がいいです。

 

面積が大きめで、肌触りもよく、汗をしっかりぬぐえます。

 

他にも手の甲のKabutoロゴがリフレクターの役割を果たしたり、細かいところまでよく考えられているなぁ、と感心しきりです。

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ありそうでなかった、春秋向けグローブというスペシャリスト

 

 春や秋は日による気温の差も、1日の寒暖差も激しく、何を身につけるかは本当に悩ましい問題です。

 

冬の装備では暑く、夏の装備では寒いと感じることが多いからです。SFG-2は冬の装備と夏の装備のちょうど間を埋める、春と秋のスペシャリストと言えます。

 

こういうグローブって、ありそうでなかったと思いませんか?

 

僕はこの冬から春にかけて、気温の変化が激しい日もグローブは「とりあえずSFG-2でいいや」と安心して任せられたため、装備選びに悩むことがずいぶん少なくなったように思います。

 

もちろん寒くて困ったとか、暑くて不快だったということもありませんでした。これからも春と秋はSFG-2をヘビーローテーションすることになりそうです。

 

次回は、SFG-2と各種フルフィンガーグローブの使い分けをお送りする予定です。

 

バックナンバー
【SFG-2】 <その1> 寒さを感じる季節に最適!防風・裏起毛で薄手なフルフィンガーグローブ

 (浅野真則)

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