【イベントレポート】[カスタムマシンコンテストin沖縄] エクストリームライダーDAIの沖縄パフォーマンスレポート<後編>
カテゴリー:Motorcycle【イベントレポート】
エクストリームライダーDAIの沖縄パフォーマンスレポート!
<後編>
RYUKYU X-TREME presented by Kabuto.
はいさい! 沖縄出身のエクストリームライダー"DAI"こと屋比久 大(ヤビク ダイ)です。
さて、バイクスタントライダーであるボク、DAIが愛車と一緒に3年ぶりに地元・沖縄に帰り、糸満美々ビーチで開催されたイベントに出てきました。そのレポートの後編です。(もっと詳しい自己紹介と前編の様子はこちら)
イベント会場にずらり並ぶ、華やかなカスタムマシンもまだまだご紹介していきますよ〜。でもそのまえに、メインステージの様子をもう少し。
パネルトラックで作られたメインステージでは、県内アーティストによるパフォーマンスが続々と! どれもハイレベルだし、みんなスタイルがあってかっこいい!
▼イベントは大人だけでなく、高校生たちも参加してくれる。
地元の糸満高校ダンス部は、息ぴったりで楽しそう!なんか笑顔になっちゃうね♪
▼やっぱり沖縄のイベントにはエイサーはかかせませんね。彼らは太鼓フェスティバルinナハ 創作エイサーコンテストで史上初の3連覇、世界エイサー大会でも準グランプリの実力を持つ「Eisa-Crew CROWN」が演舞。迫力満点!
すばらしいツーリング日和が続く沖縄、ツーリングがてら来場する方が多くいましたね。もちろん来場者もかっこいいバイクに乗っています! それを見るのも楽しみの一つです
余談ですが、沖縄でも週末は早朝ツーリングに行く方はとても多いです!。
ボクも南部に住んでいましたが、早朝から出発して最北端まで行って帰ってきても、昼には家に戻って来られていました。もちろんみんなで朝ごはん&昼ごはんを食べて、です。家族持ちのライダーさんも、午後から家族サービスできるから怒られない、みたいな(笑)
引き続き、まだまだカスタム車両紹介、させて頂きます!
▲GPZ900Rニンジャのオーナーさん自慢のカスタムポイントは...
「フェンダー裏のペイント!」...そこっ!? クォリティハンパねぇ〜!
他にもすごいポイントはいっぱいありますが、やはり細部へのこだわりは大切ですね。
▲沖縄に2〜3台しかないという珍しいバイク、水冷4気筒V型1700ccユニットを搭載するヤマハV MAXの、カスタム仕様! 外装はドライカーボンで、フルパワーで200馬力を発揮!...なのに"ライトカスタム"!? だそうです(笑)
▲伊是名島 場外離着陸場の特設コースで開催されるドラッグレース出場用にカスタムされたマシンもありました。ロングスイングアームに極太リアタイヤがヤバイくらいかっこいい。県内の大会で入賞多数の車両です!
▲「エスエムワークス」さんお得意の2ストロークマシン。この展示方法、エンジンを魅せるため、メインフレームを切ってそのままスタンドにしているところが素敵です!
▲カスタムコンプリートRCMブランドのスーパーマシンを手がけるサンクチュアリーブース。空冷マルチエンジンで争うレース「テイスト・オブ・ツクバ」に出場、トップ争いをしたレーサーの展示も!
▼沖縄からテイスト・オブ・ツクバに参戦するほかの車両も...
あれっ!?
なんかぞろぞろとお客さんが集まる場所がありますね...。
何だ? 行ってみましょう!
なんと、「琉球エクストリームバイクショー presented by Kabuto」ステージの時間です!
まだ1時間前ですが場所取りをしている人が大勢います!
みんな期待してくれています!
にふぇーでーびる!(沖縄方言:ありがとうございます!)m(_ _)m
どんどんお客さんが集まってきます。
始まる頃には会場全体のお客さんが大集合です!(*^_^*)
地元ライダーが会場を温めてくれます!
ボクも徐々にテンションが上がってきます。
エクストリームバイクライダーとして帰ってこれましたー!嬉しいー!
自分の限界を知るために沖縄を飛び出したのは3年前、日本各地でのショー、国際大会に出場を経験して成長したパフォーマンスを披露する時がきた!
いちゅんどー!(沖縄方言:行くぞ!)
琉球エクストリームバイクショー presented by Kbutoスタート!!
(今回のショーはオージーケーカブトさんの協力もあり、しかもKabutoホームページに記事掲載ということで、"presented by Kabuto"となりました!)
まずは直線ウイリー!勢いよくドリフトでUターンして前輪だけで走行するストッピだー!
お客さんのすぐ目の前でリヤタイヤを下ろすと「うぉぉぉぉ!」と声が聞こえる。
そして、タンクの上に立つ。そのままゆっくり走ってごあいさつ~
ありえない乗り方に拍手が起こる。
技をしながらも一人一人とアイコンタクト。
ココロの中で「どうですか? オートバイはこんな楽しい乗り物ですよ」って笑顔で伝える!
みんなの笑顔や驚いた顔!
「おぉ!すげー!」「でーじやっさー!(沖縄方言:大変だ!)」という声!
指笛が鳴り響く
その反応が大好きでそれに応えるために張り切っちゃいます!
では良い機会なので、エクストリームライディング、ワザの名前を紹介していきます!
▲ワンハンドウイリー!
喜んでいる人を見つけると手を振る習性があります。
▲ノーハンドウイリーサークル
ボディバランスとリヤブレーキのコントロールだけで手を離してもウイリーをコントロールできるのです!
▲ハイチェアバーンナウト
エクストリーム車両の特徴的なへこんだタンクは座るためにあるのです!
形もちゃんとこだわりがあるんですよ(笑)
通常ライド位置より高い目線、そしてこの姿勢になる前は、腕の間に両足を通すため、身体の動きは制限されコントロール範囲が狭くて、けっこう難しいんですよ。
▲二人乗りウイリー
地元ライダーにタンデムライダーを3年前ぶりにお願いしました!
じつは練習する時間がなくって、ぶっつけ本番! 走りながら「ウイリーするよ! 次はストッピーね!」って叫んで、彼には心構えをしてもらいながら挑みました。
「久しぶりで怖かったさ〜(汗)」って言ってたのに、ちゃっかり地面触ってるさー! やるね〜!
▲スイッチバック
後ろ向きでも運転できます(^_-) 進行方向が見えないから、勘を頼りに運転しています...って、嘘です。
ときどきちゃんと目視で確認していますので、安心してください(*^_^*)
はい!これで前が見えるので安心です!
▲スイッチバックヘッドスタンド
想像を超えた乗り方でお客さんはとても喜んでくれます。
みんなの反応を見ながらヘルメットの中で笑ってます。
▲クレイジーラリー
レブリミッターまでアクセル全開!勢いよくリヤタイヤを回してフロントタイヤとの速度差を作る。車体を少し傾けることでリヤがスライドしたままフロントタイヤを中心に円を描く技。フロントブレーキを使用しないのが特徴。エンジン音、真っ白になるほどの煙、焼けたタイヤの匂いで会場のテンションはMAX!
たくさんの拍手と声援を感じながらハイタッチでお返しです。(*^_^*)
そのままピョンと飛び降りてショータイム終了!
ショーが終わってもたくさんの方がブースに遊びにきてくれました
「やっぱすごいなー!」「これからもがんばって!」とたくさんの人に応援していただき気合が入りました。
最後に沖縄でショーをしたのは3年前ですが、覚えててくれた人も多く嬉しかったです
あっという間に楽しい時間は過ぎ、事故なく安全にイベント終了しました。
なんと来場者数も5600人超、かなりの盛り上がりでした!
沖縄県には電車がなく車・バイク社会です。そのため必然的に好きな若者は増えています。また、モータースポーツを取り入れて活気つけようとする市町村もあり行政も注目しています。
これからさらに盛り上がること間違いなし!そんな沖縄のモータースポーツ業界に注目ですね。
ボクも少しでも力になれるように修行します!
またみなさんの笑顔を見る日を楽しみにしています。
ありがとうございました〜!
(前編はこちら)
動画でのイベントレポートはこちらです♪
(レポート:DAI)