【イベントレポート】[コザ モータースポーツフェスティバル2016] エクストリームライダーDAIの沖縄イベントレポート<前編>
カテゴリー:Motorcycle【イベントレポート】
エクストリームライダー"DAI"の沖縄
「コザ モータースポーツフェスティバル2016」イベントレポート!
はいさい!
沖縄出身のエクストリームライダーの屋比久 大(ヤビク ダイ)です! 一昨年に続き、昨年末も沖縄のイベントに行ってきましたので、そのレポートをお届けします!
1年ぶりのレポートなので改めて自己紹介させていただきます。ボクは"バイクスタント"、"エクストリームバイク"という競技の選手として、国内外の大会に出場しているライダーです。
▶オフィシャルサイトhttp://daiyabiku.ryukyu/
※屋比久選手紹介PV(You Tubeリンク)は最下段に
「エクストリームバイク」を簡単に説明すると、大型自動二輪を使用して、ウイリーやストッピー(前輪のみでの走行)、タンクの上に、立ったり後ろ向きで乗ったり、などのいわゆる"曲乗り"の難易度や美しさを採点することで、極限まで高めたスポーツです。
ボクのおもな活動内容としては、競技者としてこのエクストリームバイクの国際大会に出場したり、エンターテイナーとして全国各地のイベントでパフォーマンスを披露したり...。ちなみに昨年は超有名某アーティスト軍団とともに、全国ドームツアーに帯同、数万人単位の大観衆の前でパフォーマンスを披露することもできました。これを機にさらに幅広く活動していきますので、みなさんこれからもチェックして下さいね〜!
さて、今回レポートするイベントは「コザモータースポーツフェスティバル2016」!
このイベントは、沖縄市が推奨する「沖縄サーキット(仮称)」建設に向けた取り組みとして、モータースポーツへの理解を高め、モータースポーツ振興による地域活性化を広く発信することで、サーキット建設実現に向けた機運を高めることを目的に開催されました。沖縄はバイク・車に関心を持っている人が多く、行政がモータースポーツイベントを主催するほど注目されています。このようなビッグイベントにゲストライダーとしてパフォーマンスさせてもらえるのは、嬉しい限りですね。
沖縄サーキットが完成すれば、モータースポーツの発展はもちろんですが、公道で闇雲に飛ばしていた人たちも安全なサーキットで走るようになり交通事故も減るでしょう。明るく安全な沖縄の未来のためにも実現して欲しいです!
沖縄のモータースポーツファンの味方、桑江市長の挨拶によりイベント開始〜!
さあ気になるイベントは、2輪・4輪のさまざまなコンテンツ、各競技のトップ選手らが、沖縄市コザ運動公園に大集結!
デモンストレーションや交通安全教室、2輪・4輪メーカーによる車両展示、関連企業だけでなく沖縄県警察やJAFもブース出展、そして特設ステージでは、トークショーにライブなどが始まり、え?これだけの規模とても1日では回りきれないよ〜、うわ〜超楽し〜。これだけ多くのコンテンツがあるのになんと入場無料!信じられない!素晴らしい〜!
盛りだくさんの内容で開催場所も広いため、会場は大きく6つに分かれている。
「えっ、お目当ての時間に合わせて会場を行ったり来たりするの? もう1日で全部見ることはできないよ〜」とお嘆きのウチナンチューも安心の、2日開催!
客層も地元の子供たちからオジィ、オバァまで、年齢の幅もだけど、アメリカ人やアジア人など海外の人たちの割合も多いね〜。いつもと違う規模、環境で、県外のゲスト達は盛り上がってましたよ〜!
メインステージでは、ゲストとのトークショーや地元パフォーマーが盛り上げる! ボクもちゃっかり出演しましたよ(笑)
おーっと、会場を散歩しているとロードレースに参戦する沖縄出身ライダーを発見! 2016年のアジアロードレースAP250でシリーズランキング6位に輝いた アケノスピードの 仲村優佑 選手じゃないですか。ジャンルは違えど同じバイクで戦うライダーとして、さっそく記念撮影しときました〜。
みなさんと交流の場、琉球エクストリームバイクブースはコチラ!
地元の看板屋さんトータルサインフェイスさんのご協力により、のぼりや看板がド派手になりました! 目立つブースのおかげでたくさんの人が遊びにきてくれました。Kabutoロゴも目立ってかっこいいですね(笑)
競技車両の説明や写真撮影を通して、多くの人にエクストリームバイクの楽しさや魅力を伝えていると、地元のテレビ取材まできてくれたりして、みなさん興味津々のようでした!
イベントでは、メインとなる広場でさまざまなモータースポーツのデモンストレーションが行われました。それでは、簡単にそれぞれの競技について写真とともにご紹介させていただきます!
■ドリフト(4輪)
リヤタイヤを空転させながら車体を自由にコントロール。コーナーへの進入スピード、角度、走行ラインがどれだけギリギリであるかが評価される競技が「ドリフト」だ。日本発祥のモータースポーツで、世界的にも人気が白熱中。スキール音やタイヤの焦げる匂いも刺激的だ! それにしてもドライバーのマシンコントロールはて〜じうまい!
■FMX(フリースタイルモトクロス)
オフロードバイクで「キッカー」と呼ばれるジャンプ台を利用して空高く跳び上がり、空中でのトリックの難易度、完成度を競う。なんと飛距離は25m、高さ10m以上とか! まるで打ち上げ花火のように、空中でトリックが決まる度に、すごい歓声が上がっていたさー!
■レーシングカート
レーシングドライバーの入門的カテゴリーのモータースポーツでもあり、F1や上級クラスのドライバーのほとんどが経験者である。イベントにはレースクィーンも登場して華やかだったさー。こんな姿にあこがれるキッズが増えて、いつか沖縄からF1ドライバーが現れるかも!?
■トライアル
自然の岩や人工の「セクション」と呼ばれる複雑に設定されたコースを、規定時間以内にいかにオートバイに乗ったまま足をつかずに走り抜けることができるかの技術を競う。トップライダーともなれば、足を付かずにバックもできたり、細い一本橋の上を走り続けたり、ほぼ垂直な壁を登ったりもできるのです!
■ジムカーナ(2輪/4輪)
パイロンで作ったコースをタイムアタックする競技。バイクもクルマも競技として根強い人気で、ノーマルでも改造車両でも参加できるためモータースポーツの入門に適しているかもね。絶対速度も低いため、安全に技術向上ができるのがメリットだ。簡単そうだけど、とても奥が深いんだって!
...これらの競技の他にも「ポケバイレース」や「ミニモトレース」も開催された。子供から大人までオートバイを操る楽しさや、真剣勝負の中で自分自信を磨くことの大切さを学んでいたよ。子供たちも大人顔負けの技術でびっくりしたなー(汗)
以上、コザモータースポーツフェスティバルレポートは、後編につづきます!
次回は、このフェスティバルの注目コンテンツ、ボクのパフォーマンスイベント"Ryukyu EXTREAM presented by Kabuto"を動画付きでお届けしますのでお楽しみに!
(レポート:屋比久 大)
▼Dai YABIKU 紹介 PV