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2023年06月08日
自転車ヘルメットの安全基準について
すべての自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化*されたことを受けて、国内市場では自転車ヘルメットに対するニーズが大幅に高まっています。弊社にもさまざまな問い合わせをいただいておりますなかで、とくに多い「自転車ヘルメットの安全基準」についてのご案内をさせていただきます。
*道路交通法(第63条の11)令和5年4月1日施行
・「自転車用ヘルメット」を使いましょう!(ヘルメットの分類について)
ヘルメットには「産業用」、「乗車用」、「自転車用」などがあります。「自転車用」については、使用者自身が転倒または衝突した際に頭部を保護することを目的としているため、衝撃吸収性能、あごひも引張り強度、脱げにくさなど、使用条件に合わせた性能値をクリアしています。自転車には「自転車用ヘルメット」としての安全基準をクリアしたものを使用しましょう。
(図はSG基準のテスト条件についての弊社資料) |
・自転車ヘルメットの規格について
自転車用ヘルメットの規格には、日本国内では「SG(製品安全協会)」や「JCF(日本自転車競技連盟)」が流通しているほか、欧州の「CE EN1078」※、米国の「CPSC1203」などがあります。弊社製品はおもにSG、JCFの基準をクリアしており、その証しとして製品には必ずそのマークを貼付しています。自転車用ヘルメットを選ぶ際は、これらのマークをしっかり確認しましょう。
※CEマークの自転車用ヘルメットには「EN1078」の表記があります。
(「RoHS」や「EN812」などは自転車用ヘルメットではありません)
SGマーク | JCF公認マーク | JCF推奨マーク |