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2024年12月13日

経済産業省主催の令和6年度「製品安全対策優良企業表彰(PSアワード)」で「技術総括・保安審議官賞」を2年連続で受賞いたしました。

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経済産業省が主催する「令和6年度製品安全対策優良企業表彰(PSアワード)中小企業製造事業者・輸入事業者部門」において「技術総括・保安審議官賞」を昨年に引き続き、2年連続で受賞いたしました。

製品安全対策優良企業表彰(PSアワード)とは

「製品安全対策優良企業表彰(PSアワード)」は、経済産業省が企業や団体の製品安全に関する優れた取り組みを表彰する制度です。
本表彰では事業者や団体を公募し厳正な審査が行われますが、製品自体の安全性が評価されるのではなく、企業・団体全体の製品安全活動に関する取組を重視するものとなっています。

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▼経済産業省製品安全対策優良企業表彰
https://www.meti.go.jp/product_safety/ps-award/


受賞ポイント
今回、当社で積極的に実施してきたさまざまな取り組みについて、以下の項目を中心に評価いただきました。

1. 自転車ヘルメットの着用努力義務化を踏まえた積極的な安全啓発

2023年4月から自転車の運転時におけるヘルメット着用が全国的に努力義務化されたことを踏まえ、ヘルメットを着用の重要性や正しい選び方、着用方法の周知を図るため、自治体と共同での啓発動画の作成や、工業会を通じた動画の周知、各地の警察や、自治体、学校での講習会の開催など、積極的な啓発活動を行っている。

2. 屋外での長期使用を想定した安全性の確認と製品改良の取組

長期にわたって屋外で使用されるヘルメットの製品特性を踏まえ、大学との共同研究による先進的安全への積極的な取組、規格要求を超えた加速
劣化試験や屋外露試験によって劣化前後の製品および部品の性能を確認し、落下や衝軽による安全性を確認するとともに、より劣化しにくい構造や部材選定の検討につなげている。

3. 頭客の声を起点とした消費者視点での製品安全対策

消費者から寄せられた声や取引先からの不具合情報を日次で社内共有し、また品質部門以外の部署が参加するTQM 活動を定期的に行うことで、製品事故に至っていないものについても設計によって再発防止を図っている。ヘルメット製品の需要拡大によって増えた使用に不慣れな消費者や高齢者からの意見にも真摯に耳を傾け、製品改善を図っている。


第18回 製品安全対策優良企業表彰 表彰式の様子
12月3日(火)に「第18回 製品安全対策優良企業表彰 表彰式」が行われ、代表取締役社長・木村弘紀が出席し、受賞スピーチを行いました。

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今回の表彰に感謝を申し上げますとともに、今後も当社の理念「品質と心質」をもって、よりいっそう心を込めてすべてにおいて取り組むことに社員一同尽力して参ります。

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